糸を選んで試し編みをします。
編機の機種、ゲージを決め、編み柄を指示します。
度目は、できれば三段階編んでもらった中から選ぶようにしましょう。
インターシャで異なる糸を組み合わせる場合、ボーダーを編んで糸の太さのバランスを確認してから進行します。あまり、バランスが悪いと、凸凹の編地になってしまいます。
ジャカードの場合、柄を起こす前に有り柄で試編をして糸のバランス、編目の大きさと図案の表現のバランスを確認して進行します。
裾の編出しをつけた指示にして、編出しと本体とのバランスも確認します。
手横で編めても、自動機でかからない場合もあります。(糸にかかるテンションが強いため) 本生産で仕様する機種での試編が必要です。
また、同じ機種、ゲージでもニッターさんによって調子が違うので、ニッターさんを変更した場合、そこでの試編が必要です。
縮絨が必要なものは、編地を多めにつくって縮絨の度合いも確認します。
試編の段階で編みにくい糸ということも出て来る場合があるので、そのときは糸屋さんと相談して糸を改良してもらいます。

編地依頼書をクリックすると、
別ウィンドウで拡大できます。

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